検定試験

商業経済検定試験

あなたは新聞を読んでいますか?読まない、という人はいないでしょうが、表紙・スポーツ・社会面とTV欄を見るだけ、というのでは、少し悲しいですよね。
実は、新聞の2~3ページ目にある経済面は、大人でも理解して読める人は多くありません。でも、商業経済関係科目を学ぶと、この難解な経済面を読むための基本が身につきます。さらに、企業経営の基本原則や、わが国の法体系の基礎を学ぶことにより、それらの報道がより身近に感じられるようになります。国内問題や国際情勢を正しく理解することができる能力を身につけること、このことこそ、商業経済研究部が目指しているものです。

検定の内容

検定科目ビジネス基礎3級
マーケティングいずれかの科目のうち1科目取得で2級、2科目取得で1級
商品開発と流通
ビジネス法規
ビジネス・マネジメント
受験料(消費税含む)1科目につき1,300円
ダウンロード検定規則
出題範囲
令和6年度実施要項
1級合格条件について、「ビジネス経済B」と「ビジネス・マネジメント」及び「経済活動と法」と「ビジネス法規」は、同等の科目と位置づけ、どちらか1科目といたします。

検定実施日一覧

第39回 商業経済検定試験

  • 実施日:令和7年2月2日(日)
  • 申込期間:11月6日(水) ~ 11月19日(火)

検定を受験する皆様へ

「ビジネス基礎」で商業の基本を身につける

「ビジネス基礎」は、企業の行う経済活動をビジネスとしてとらえ、ビジネスが実際にどのように行われているかを学びます。例えば何気なく買っているペットボトル1本にしても、生産者から卸売商・小売商を経て消費者に届きます。こうした活動について学ぶとともに、これらの活動に必要な能力を高めるために、幅広く学べます。

「マーケティング」で売れ筋商品を考える

「マーケティング」は、「顧客が満足する商品やサービス」を提供するための企業活動について学ぶ科目です。供給が需要をうわまわる状況のなか、売れる商品を提供しなければ企業は存続することができません。どのような商品が消費者に受け入れられるかを知り、ニーズにあった商品をつくり、それを仕入れを行い、どのように消費者にアピールし購入してもらうかが、企業にとって重要な関心事となります。また、今世界的な問題となっている環境保全や少子高齢化による人口動態の変化などへの対応も重要な課題となっています。これらのことを総合的に考え、学んでいく科目です。

「商品開発と流通」でビジネスの様々な場面で役に立つ商品開発と流通に関する知識と技術を身に付ける

「商品開発と流通」は、ビジネスの場面を想定し、商品の企画や事業計画及び流通とプロモーションに関する計画の立案など、知識だけでなく実践的・体験的な学習活動を行い技術も身に付けることができる科目です。試作品の作成やパッケージデザインなどの商品開発、流通やプロモーションに関する理論について学んだり、成功事例や改善を要する事例などを用いて、科学的な根拠に基づいて工夫してよりよく解決する力を身に付けたりします。

「ビジネス法規」で法律の基礎知識を身につける

「ビジネス法規」は、経済活動や日常生活で必要とされる基本的な法律について学ぶ科目です。日常生活を規範する民法が中心になりますが、企業の活動を法律の面から考えるため一部商法の内容も学びます。また、企業活動の全般的なルールや株式会社、契約、消費者としての知恵、労働関係の法律も学びます。この科目で基本的な法律の知識を理解し、日常生活に役立てたいものです。

「ビジネス・マネジメント」でビジネスにおけるマネジメントに必要な資質や能力を身に付ける

「ビジネス・マネジメント」は、ビジネスにおけるマネジメントについて、実務に即して理解したり、マネジメントに関する課題を発見し、解決する力を養う科目です。答えが一つだけではない経済社会にあって、課題を発見し、経済社会の動向やマネジメントに関する理論、データや成功事例などを使って解決につなげ、組織の一員としての役割を果たすことができる能力を身に付けましょう。

商業経済検定における検定科目と取得級の関係

「ビジネス基礎」に合格すると、3級の資格を取得することができます。
「マーケティング」「商品開発と流通」「ビジネス法規」「ビジネス・マネジメント」のいずれか1科目に合格すると2級の資格を、2科目に合格すると1級の資格を取得することができます。

目指せ!! 商業経済検定試験全科目合格表彰!!

高校在学中に5科目に合格した方には、全科目合格表彰者と認定し、表彰いたします。
本検定は、1・2級科目のうち、2科目合格で1級合格となりますが、商業科目に興味・関心をもち、意欲的に学習に取り組んでいる生徒の励みになるようにと、この制度が設立されました。
この制度も活用して、私たちに身近な経済や法律、ビジネスについてさらに知識を深めよう!!
※高校在学中の生徒に限ります。

商業経済検定試験と日本商工会議所主催の「リテールマーケティング(販売士)検定試験」とのリンケージ制度について

商業経済検定試験の所定の科目に合格すると、受験日の属する年度の翌年度末までの「リテールマーケティング(販売士)検定試験」3級において、筆記試験の一部科目が免除されるリンケージ制度が、平成18年7月から実施されています。

免除科目について

商業経済検定 合格科目3級リテールマーケティング(販売士)検定
免除科目
パターン1・「ビジネス基礎」
・「マーケティング」
※2科目合格
・「マーケティング」
※1科目免除
パターン2・「ビジネス基礎」
・「マーケティング」
・(1)「経済活動と法」(2)「ビジネス経済A」(3)「ビジネス経済B」(4)「ビジネス・マネジメント」(5)「商品開発と流通」(4)「ビジネス法規」の6科目のうちいずれか1科目
※3科目合格
・「マーケティング」
・「販売・経営管理」
※2科目免除
※受験手続きや、免除の有効期限等の詳細は日本商工会議所にお問合せください。
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