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商業高校Q&A
Q1

商業高校はほかの高校と、どのように違うのですか。

A

商業高校では普通高校では勉強しない商業科目(詳しくはQ2で説明しています)を全体の1/3程度勉強します。 その結果、
① 商業に関する専門知識・技術が習得できます。
② 社会に出てから必要となるマナーやビジネスの知識を身に付けることができます。
③ ビジネスに関するさまざまな検定試験に合格することができます。
また、近年では社会のサービス化・情報化・国際化などの進展に伴い、従来の商業科のほかにより専門性を深める小学科を設ける学校もあります。流通ビジネス科・会計科・国際ビジネス科・情報処理科など全国で30種余りの小学科があります。
さらに、普通高校・総合学科高等学校等においても商業科目を選択科目として設置し、商業科目の学習ができるというケースもあります。

 
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Q1

商業科目とはどのようなものですか。

A

商業に関する科目は20科目あります。この20科目はその特徴によって、次のように分類することができます。

  • ① 商業の基礎となる科目・・・・・・・・・1科目
  • ② マーケティング分野に属する科目・・・・・3科目
  • ③ ビジネス経済分野に属する科目・・・・・・・3科目
  • ④ 会計分野に属する科目・・・・・・・5科目
  • ⑤ ビジネス情報分野に属する科目・・・・・・・5科目
  • ⑥ 学習のまとめとしての総合的な科目・・・3科目
①商業の基礎となる科目
「ビジネス基礎」という科目で1年次に全員が学習します。3年間で学習する商業科目の全体を紹介しながら、その基礎的な内容を学習します。
②マーケティング分野に属する科目
消費者が商品を買うまでの行動や意識などを調べて、新しい商品を開発したり、値段を決めたりする仕組みなどが学べます。自分たちで商品やパッケージデザインを考えて、実際に販売している学校もあります。
「マーケティング」・「商品開発」・「広告と販売促進」
③ビジネス経済分野に属する科目
社会生活に欠かせない経済のしくみを詳しく勉強します。『景気』や『経済成長』、『国際経済』や『金融政策』などニュースに出てくる言葉がたくさん学べます。また、自分で会社をつくる『起業』についても勉強できます。
「ビジネス経済」・「ビジネス経済応用」・「経済活動と法」
④会計分野に属する科目
会社が取引をする際の商品やお金の流れから、その会社の価値や利益などがわかる資料を作成する仕組みが学べます。製品1個がいくらで出来ているか計算する『原価計算』や経営方針の決定に役立つ『管理会計』を勉強できます。
「簿記」・「財務会計Ⅰ」・「財務会計Ⅱ」・「原価計算」・「管理会計」
⑤ビジネス情報分野に属する科目
会社で使われているワードや表計算、プレゼンソフトの使い方はあたりまえ、『ネットワーク技術』や『情報セキュリティ』など、コンピュータの知識を基礎から学べます。プログラミング言語も勉強することができます。
「情報処理」・「ビジネス情報」・「電子商取引」・「プログラミング」・「ビジネス情報管理」
⑥学習のまとめとしての総合的な科目
商業に関する各科目で学んだ知識や技術を活かして次の科目を学習します。
「総合実践」では、教室内に会社や銀行を設けて、企業活動を模擬的に学習します。
「課題研究」では、自主的に課題を設けて、創造的活動を通じて専門性を深めます。
「ビジネス実務」では、ビジネスの諸活動を円滑に行う能力と態度を身につけることができます。

また、このほかにもその地域・学校の特性を活かした学校設定科目を設置し、特徴的な学習をしている高校も数多くあります。

 
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Q1

商業科目の全部を学習するのですか。

A

基本的に「ビジネス基礎」はほとんど全員の生徒が1年次に学習します。また、「簿記」・「情報処理」など各分野の基礎となる科目も1年次に学習します。
こうして1年次に基礎的科目を学習し、2年次になるときに自己の得意とする分野、あるいは自分の勉強したい分野を見定め、どの分野の学習を進めるかを各自が選択し、卒業までに6~10科目程度学習する場合が多いようです。

 
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Q1

検定試験にはどのようなものがありますか。

A

全商協会が毎年実施している検定試験には次のものがあります。
検定試験はそれぞれの教科・科目の目標を達成することを目指して、商業高校の生徒の技術や専門知識の向上を図るために実施されています。
生徒の学習状況に応じて級が設定されていますが、ふつう1年生で3~2級、2・3年生で2~1級合格が可能です。

 
 
 
 
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Q5

商業高校卒業後の進路状況はどのようになっていますか。

A

全国の商業高校生の進路に関する概況を見ると、ここ数年の状況では約55%の生徒が進学、約45%の生徒が就職をしています。
特に近年では、進学する生徒が増加しており、これは商業高校で取得した資格を活かし、推薦入試、あるいはAO入試による進学者が増えてきているからだと思われます。
また、商学系の大学に進学した場合には、基礎的な科目は高校時に学習をしているので、進学してからの学習活動にも大いにプラスになっています。なお、全商協会の特別推薦の制度も現在約20の大学との提携をしており、毎年多くの商業高校生がこの推薦制度を利用して進学しています。
就職に関しましては、昨今の経済状況の悪化により雇用情勢も厳しいものがある中、商業高校生は身に付けた資格・特技を活かし、現場での即戦力として企業からも大いに期待されています。
特に、地元企業との密接な連携の元、毎年安定した求人をいただき、普通高校にはない就職先を確保している状況です。

 
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Q6

商業高校にはどのような部活動がありますか。

A

学校により多少の違いはありますが、運動系・文化系ともに普通高校と同じような部活動が盛んに行われています。
運動系の部活動では全国大会で優勝するなどの活躍をしている学校も数多くあります。
また、商業高校には普通高校にはない独自の部活動もあります。簿記部・珠算部・ワープロ部・商業研究部などで、これらの部活動は全商協会が主催する全国競技大会を目標に日々活動しています。
この全国大会は、

  • 全国高等学校珠算・電卓競技大会
  • 全国高等学校ワープロ競技大会
  • 全国高等学校簿記コンクール
  • 全国商業高等学校英語スピーチコンテスト
  • 全国高等学校情報処理競技大会
  • 全国高等学校プログラミングコンテスト

といった各種大会であり、年に一度、種目ごとに各都道府県からの代表校が集まり、それぞれの知識・技術を競い、切磋琢磨しています。

 
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Q7

全商協会が主催する大会には上記の大会のほかに「研究発表大会」というものが
あると聞いたのですが、どのような大会ですか。

A

「生徒商業研究発表大会」という大会を主催しています。
この大会は各学校が独自で商業に関する研究テーマを設定し、その研究の成果を発表する大会です。
「課題研究」という授業で取り組んだり、「商業研究部」という部活動で取り組んだりと、その参加形態はさまざまですが、年々参加校数も増加しており、全商協会が主催する大会の中で最も大きなものとなっています。
この大会で近年特に話題になっているのが、全国の商業高校が独自で開発した、地域の特性を盛り込んだオリジナル商品です。
現在では全国で数百に上るオリジナル商品が開発されており、それぞれの商品がその地域で好評を博し、中には全国的に販売されている商品もあります。

 
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Q8

自分の住んでいる近くにどのような商業高校があるのか知りたいのですが、どのように調べればいいのでしょうか。

A

商業高校での学習内容は、その地域、あるいはその都道府県において、その特徴を生かすため実に多様化しています。ですから皆さんが通学できる商業高校でどのような学習ができるのかを知ることは大変重要なことといえます。
是非、身近な商業高校について十分な情報を入手し、入学に向けての参考にしてください。
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